専業主婦のあなたは「新NISAの投資額ってどうやって決めるの?」「いくらまでなら積み立てていいの?」そんな疑問を持っていませんか?
結論から言うと「いくらまで」の答えは、ズバリ「家庭の生活費を圧迫しない範囲」です。
この記事では、実際にいくらまで積み立てるのが無理のない金額なのか ・生活費とのバランスをどうとればいいのか といった点をわかりやすく解説します。
すべて終えるころには「うちの家計でもムリなく積み立てられそう」と感じられるはずです。
将来のための資産づくりに、一歩踏み出す自信がきっと持てるようになりますよ。
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専業主婦におすすめの投資額の考え方

専業主婦が新NISAで投資額を決めるときは、以下のことを意識すると決めやすくなります。
- お金の種類で考える
- 長期継続を前提にする
- 基本は積立で行う

1つずつ見ていきましょう。
お金の種類で考える
例えば、生活費や使い道がはっきりしているお金と、当面使う予定のないお金は性質が違います。
投資は短期的に元本割れする可能性があるので、生活費を投資に回すと万が一のときに困ります。
月1万円の余裕があるなら、そのうち5,000円を投資に回すという風に「当面使う予定のないお金」を使いましょう。
長期継続を前提にする
最初は少額でもいいので、長期で続けられる金額を設定することが成功するためのカギです。
例えば月1万円を年率5%で運用すると、10年なら元本120万円が約155万円、20年なら元本240万円が約411万円になる可能性があります。
家庭の収支やライフイベント(子どもの教育費や住宅購入など)に影響を与えないように続けましょう。
基本は積立で行う
新NISAは一括投資もできますが、専業主婦は毎月一定額を積み立てる方法が最適です。
毎月一定額をコツコツ積み立てることで、価格が高いときは少なく買って、安いときは多く買える「ドルコスト平均法」が働くからです。
価格変動を気にする必要もなく、リスクも分散できます。
専業主婦はいくらまで投資できる?税金はかかる?


専業主婦が投資を始めるとき気になるのが「いくらまでなら投資できる?」「税金はかかるの?」といった疑問です。
もし家計を預かる立場なら、以下のことを知っておく必要があります。
- 非課税枠と投資可能額
- 夫の資金を使うと贈与税はかかる?
- 利益が出ると扶養から外れる?



1つずつ見ていきましょう。
非課税枠と投資可能額
新NISAは年間最大360万円まで非課税で投資できます(つみたて投資枠:120万円、成長投資枠:240万円)。
つみたて投資枠だけなら月10万円、成長投資枠も含めると月30万円まで非課税で投資できます。



以下が新NISAの内容です。


夫の資金を使うと贈与税はかかる?
基礎控除額の年間110万円以内なら、贈与税はかかりません。
例えば、つみたて投資枠の上限額120万円をそのまま贈与してしまうと、基礎控除額の110万円をオーバーした10万円分に贈与税がかかります。
基礎控除額内に収めるなら「110万円÷12ヶ月=91,666…」なので、最大で月々約91,000円までならOKです。
利益が出ると扶養から外れる?
新NISA口座の利益は非課税なので扶養は外れません。
非課税保有限度額1,800万円の範囲内で得た利益は、所得としてカウントされないだけでなく確定申告も不要です。
目標金額を設定した積立シミュレーション


将来のためにお金を貯めたいけど、どのくらいのペースで積み立てればいいのか分からないこともあります。
ここでは例として、教育資金と老後資金について以下のシミュレーションを見ていきます。
- 教育資金(15年間で500万円・年率3%)
- 教育資金(15年間で500万円・年率5%)
- 老後資金(20年間で2000万円・年率3%)
- 老後資金(20年間で2000万円・年率5%)
シミュレーションをすれば現実的な目標と達成までの道のりが明確になり、投資へのモチベーションもグッと高まります。



1つずつ見ていきましょう。
教育資金(15年間で500万円を作る・年率3%)の場合
株式購入で低く見積もって年率3%でも、月々22,000円の積立で15年間運用すると499万円になり、教育資金の約500万円を作れる計算です。
毎月の積立金額 | 元本(積立期間15年) | 運用収益(年率3%) | いくらになるか(想定) |
---|---|---|---|
1,000円 | 18万円 | 5万円 | 23万円 |
3,000円 | 54万円 | 14万円 | 68万円 |
5,000円 | 90万円 | 23万円 | 113万円 |
1万円 | 180万円 | 47万円 | 227万円 |
2万円 | 360万円 | 94万円 | 454万円 |
2.2万円 | 396万円 | 103万円 | 499万円 |
3万円 | 540万円 | 141万円 | 681万円 |
5万円 | 900万円 | 235万円 | 1,135万円 |
7万円 | 1,260万円 | 329万円 | 1,589万円 |
10万円 | 1,800万円 | 470万円 | 2,270万円 |
教育資金(15年間で500万円を作る・年率5%)の場合
株式購入なら十分狙える年率5%では、月々19,000円の積立で15年間運用すると508万円になり、教育資金の500万円を作れる計算です。
毎月の積立金額 | 元本(積立期間15年) | 運用収益(年率5%) | いくらになるか(想定) |
---|---|---|---|
1,000円 | 18万円 | 9万円 | 27万円 |
3,000円 | 54万円 | 26万円 | 80万円 |
5,000円 | 90万円 | 44万円 | 134万円 |
1万円 | 180万円 | 87万円 | 267万円 |
1.9万円 | 342万円 | 166万円 | 508万円 |
2万円 | 360万円 | 175万円 | 535万円 |
3万円 | 540万円 | 262万円 | 802万円 |
5万円 | 900万円 | 436万円 | 1,336万円 |
7万円 | 1,260万円 | 611万円 | 1,871万円 |
10万円 | 1,800万円 | 873万円 | 2,673万円 |
老後資金(20年間で2000万円を作る・年率3%)の場合
株式購入で低く見積もって年率3%でも、月々61,000円の積立で20年間運用すると2,003万円になり、老後資金の2,000万円を作れる計算です。
毎月の積立金額 | 元本(積立期間20年) | 運用収益(年率3%) | いくらになるか(想定) |
---|---|---|---|
1,000円 | 24万円 | 9万円 | 33万円 |
3,000円 | 72万円 | 26万円 | 98万円 |
5,000円 | 120万円 | 44万円 | 164万円 |
1万円 | 240万円 | 88万円 | 328万円 |
3万円 | 720万円 | 265万円 | 985万円 |
5万円 | 1,200万円 | 442万円 | 1,642万円 |
6万円 | 1,440万円 | 530万円 | 1,970万円 |
6.1万円 | 1,464万円 | 539万円 | 2,003万円 |
7万円 | 1,680万円 | 618万円 | 2,298万円 |
10万円 | 2,400万円 | 883万円 | 3,283万円 |
老後資金(20年間で2000万円を作る・年率5%)の場合
株式購入なら十分狙える年率5%では、月々49,000円の積立で20年間運用すると2,014万円になり、老後資金の2,000万円を作れる計算です。
毎月の積立金額 | 元本(積立期間20年) | 運用収益(年率5%) | いくらになるか(想定) |
---|---|---|---|
1,000円 | 24万円 | 17万円 | 41万円 |
3,000円 | 72万円 | 51万円 | 123万円 |
5,000円 | 120万円 | 86万円 | 206万円 |
1万円 | 240万円 | 171万円 | 411万円 |
3万円 | 720万円 | 513万円 | 1,233万円 |
4万円 | 960万円 | 684万円 | 1,644万円 |
4.9万円 | 1,176万円 | 838万円 | 2,014万円 |
5万円 | 1,200万円 | 855万円 | 2,055万円 |
7万円 | 1,680万円 | 1,197万円 | 2,877万円 |
10万円 | 2,400万円 | 1,710万円 | 4,110万円 |



株式なら年率5%も十分狙えるので、不可能ではありません。



以下なら約10秒でシミュレーションできます。
新NISAを夫婦で成功させる秘訣


新NISAは、ただ口座を作るだけだとメリットを最大限に活かせません。
大切なのは夫婦で協力しながら計画的に運用していくことです。
以下が新NISAを夫婦で成功させる秘訣です。
- 目標を共有する
- 夫婦それぞれの口座を作る
- 自動積立で習慣化する
- 相場を確認しすぎない



1つずつ見ていきましょう。
目標を共有する
例えば教育資金や老後資金など、将来のライフイベントを見据えた投資目標を夫婦で共有することで、投資の軸がブレずに継続しやすくなります。
新NISAは「家族で協力して育てていく資産運用ツール」として考えると、より効果的に活用できます。
夫婦それぞれの口座を作る
夫婦それぞれが個別に口座を開設すれば、非課税投資枠を倍に増やせます。
1人あたりの非課税枠は年間360万円なので夫婦だと年間最大720万円まで、非課税保有限度額は1人あたり1,800万円なので夫婦で3,600万円まで非課税対象です。
夫婦で口座を分けると、教育資金や老後資金など目的別に資金管理しやすくなるメリットもあります。
自動積立で習慣化する
投資で最も重要なのは「継続すること」です。
自動積立を一度設定すれば、毎月決まった日に指定額が投資に回されるので、手間がかからず忘れることもありません。
相場を確認しすぎない
投資を始めると毎日のように相場をチェックしたくなりますが、それが逆に不安や焦りを生み、間違った判断につながることもあります。
とくに長期投資を前提とする新NISAでは、短期的な価格変動に一喜一憂するのは時間のムダで、相場を頻繁に確認してもできることは限られています。
積み立て状況を確認するなら半年か1年に1回くらいのペースがちょうどよく、精神的な負担も軽くなります。
専業主婦が新NISAを始めるときの注意点


新NISAは専業主婦でも活用しやすい仕組みですが、やみくもに行うと「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性もあります。
始めるときは、以下のことに必ず気を付けましょう。
- 家計の見直しと収支バランスの確認
- 貯蓄・投資とのバランスをとる
- 今の生活も大事にする



1つずつ見ていきましょう。
家計の見直しと収支バランスの確認
普段から家計管理をあまりしていないなら、家計の見直しは必要です。
毎月どれくらいの収支なのか、削減できる支出はないか、いくら投資に回せるかをチェックします。
とくに固定費(家賃、保険、公共料金など)を削減できると、長期的な効果があります。
貯蓄・投資とのバランスをとる
専業主婦の家庭では、万が一の病気や事故、収入減少などの急な出費やライフイベントに備えた生活防衛資金として、生活費の6ヶ月分以上は欲しいところです。
この生活費6ヶ月分をベースに余裕資金がどれだけあるかを確認して、その一部を新NISAの運用に回すというステップを踏むと安心です。
例えば数年以内に使う予定のある、車や家電の買い替えなどの資金は貯蓄で備え、10年後、20年後といった長期的な目標に対しては投資で増やすという使い分けもできます。
今の生活も大事にする
将来のための備えも大切ですが、家族との時間や日々の暮らしも同じくらい大切にしたいものです。
例えば、投資資金の確保のためにレジャーや食費を極端に削ることが続けば、生活の満足度が下がり、結果として投資自体を続けるモチベーションも低下してしまうかもしれません。
投資は生活の一部として、家計と調和させながら取り組みましょう。
専業主婦が陥りがちな新NISA失敗事例


新NISAは制度として非常に優れていますが、使い方を間違えると逆効果になることもあります。
大切なのは「自分に合った投資スタイル」と「家計と投資のバランス」を意識することです。
以下が専業主婦が陥りがちな新NISA失敗事例です。
- NISA貧乏になったAさん
- ハイリスク商品で大損したBさん
- 他人と比較して失敗したCさん



1つずつ見ていきましょう。
NISA貧乏になったAさん
Aさんは将来への不安から、毎月の生活費を削ってまで新NISAに満額投資していました。
しかし、急な車の故障や子どもの進学費用が必要になったときにすぐに現金が用意できず、結局は投資商品を売却せざるを得ない事態に。
売却時はタイミング悪く相場が下がっていましたが、仕方なく損失覚悟で売却し現金を用意しました。
「非課税だからお得!」「非課税枠は使い切らないともったいない」と勢いよく新NISAに全力投資した結果、生活費まで圧迫されてしまうのがいわゆる「NISA貧乏」です。
貯蓄とのバランスを欠くと、本末転倒な結果につながることもあります。
ハイリスク商品で大損したBさん
Bさんは人気の個別銘柄に、一括で集中投資しました。
最初は含み益も出て「ラッキー!」と思っていましたが、世界的な経済不安や為替の影響で急落。
一時的に元本割れになり、怖くなって結局損切りしてしまいました。
「短期間で増やしたい」という気持ちから、ハイリスク商品に手を出してしまうケースも少なくありません。
投資経験が浅いほど、値動きが激しい商品に手を出すのは危険です。
他人と比較して失敗したCさん
Cさんは同年代のママ友が新NISAで利益を出しているという話を聞き、自分も負けていられないと投資額を一気に増やしました。
しかし、そこから相場がどんどん下がり、焦って売却して損失を出す結果に。
しかも家計にとって無理な金額だったので、生活にも支障が出ました。
「友達が新NISAで儲けたらしい」や「お隣さんは月10万円積み立てていると言ってた」と、人と比べて焦り自分に合わない運用をしてしまうことがあります。
投資は「他人と比較しない」が鉄則です。
失敗しない専業主婦におすすめの証券会社


専業主婦は以下の証券会社を利用すれば、お得でスムーズに新NISAを始められます。



普段使っている経済圏があれば合わせましょう。
SBI証券


つみたて投資枠・成長投資枠本数 | クレジットカード | ポイント |
250本・1,281本 | 三井住友カード Oliveなど | Vポイント dポイント PayPayポイント Pontaポイント JALマイル |
新NISA売買手数料 | クレカ積立金額 | ポイント付与率 |
無料 | 100円~10万円 | 0.5%~3.0%※ |
- クレカ積立のポイント付与率が高い
- 投資信託の保有でもポイントが貯まる
- ポイントで投資信託と国内株式が買える
- 好きなポイントで貯められる
\ 国内株式個人取引シェアNo.1 /
楽天証券


つみたて投資枠・成長投資枠本数 | クレジットカード | ポイント |
241本・1,293本 | 楽天カード | 楽天ポイント |
新NISAの売買手数料 | クレカ積立金額 | ポイント付与率 |
無料 | 100円~10万円 | 0.5%~2.0%* |
- 最大15万円までポイント還元(クレカ積立と楽天キャッシュ併用)
- 楽天ポイントで投資ができる
- サイトやアプリが使いやすい
- 無料で日経テレコン(楽天証券版)が読める
\ 新規口座開設数過去5年累計NO.1 /
マネックス証券


つみたて投資枠・成長投資枠本数 | クレジットカード | ポイント |
234本・1,181本 | マネックスカード dカード | マネックスポイント dポイント |
新NISAの売買手数料 | クレカ積立金額 | ポイント付与率 |
無料* | 100円~10万円 | 5万円以下:1.1% 5万円超過~7万円以下:0.6% 7万円超過~10万円以下:0.2% |
- dカードのクレカ積立で最大1.1%ポイント還元
- 業界NO.1の投信保有ポイント付与率
- dポイントで投資信託を買える
- マネックスポイントは他のポイントに交換できる
\ dカードクレカ積立最大1.1%ポイント還元 /
口座開設手順


新NISAを始めるにはまず証券口座を開設しますが、基本的な流れはどの証券会社も共通でカンタンです。
- 証券会社を選ぶ
- オンラインで申し込み
- 入金・投資スタート



1つずつ見ていきましょう。
証券会社を選ぶ
証券会社ごとに取り扱う投資商品の種類や手数料、使いやすさが異なります。
普段から使っている経済圏があれば、証券口座と銀行口座も紐づけると快適に運用を続けられます。
以下のネット証券がおすすめです。
オンラインで申し込み
ネット証券ならオンラインで24時間いつでもスマホやパソコンから手続きができるのでスムーズです。
マイナンバーカードなどの本人確認書類をスマホで撮影して送信すればOK。
手続きが終わったら、メールで口座開設審査の結果連絡がきます。
入金・投資スタート
口座開設ができたら入金して投資を始めるだけです。
入金方法は証券会社によって異なりますが、一般的には以下の方法があります。
- 銀行振込(自分で振り込む)
- クイック入金(ネット銀行から即時反映される入金方法)
- 自動入金サービス(指定口座から自動で資金を移動)
- クレカ積立(クレカで毎月払う)



1番のおすすめはクレカ積立です。
よくある質問


【まとめ】専業主婦の積立額はシミュレーションですぐ解決


専業主婦が投資額を決めるときは、以下のことを意識すると分かりやすくなります。
- お金の種類で考える
- 長期継続を前提にする
- 基本は積立で行う



最後は必ずシミュレーションしてみましょう。以下から10秒でできます。
少額からでも問題ありません。
まずはスタートして、無理のない積立投資を習慣にしましょう。
- 投資は「当面使う予定のないお金」でスタート
- 年間360万円まで非課税で投資できる
- 長期継続&積立投資が成功のカギ
- 夫婦それぞれ口座を作ると非課税枠が最大3,600万円に
- 投資目標を決めて、シミュレーションしよう
- 焦らず他人と比べず、自分に合った投資スタイルを守る