現在は定番の書籍のほかにも、ネット証券会社の投資情報、ブログ、YouTube、Twitterなどを通して、有益な情報を得ることができます。
米国株・外国株に投資して情報発信している個人投資家も増えており、初めて外国株投資するにあたって、たいへん勉強になります。
米国株・外国株 初心者が1番始めに買うと良い銘柄とは
米国株初心者がまず1番はじめに買うと良い銘柄として多く挙がっていたものは、「バンガード S&P500 ETF」(ティッカーシンボル:VOO)です。
VOOとは、世界最大級の資産運用会社であるバンガード社が提供するETFで、アメリカを代表する500社の企業の株価で構成されています。
具体的には、マイクロソフト、アップル、アマゾン、ビザ、インテル、ボーイング、コカ・コーラ、マクドナルド、ウォルト・ディズニー、ナイキ、コストコ、スターバックスなど誰もが知っている世界的に有名なエリート大企業にまとめて効率よく投資できるものです。
長期株価チャートは、基本的に右肩上がり。
経費率は、0.03%でとても安いです。
はじめに買うと良い銘柄はVOOという意見に対して、私もその通りだと思います。
では、購入タイミングはいつがよいでしょうか。
結論としては、いつでも良い、今日から買っていこうという意見が多いです。
理由としては、いつ株価が下がるかについて誰にもわからないし、長期の期間では基本的に右肩上がりで上昇しているためです。
購入タイミングはいつでも良い(今日から少しづつ買付)という意見に対して、私もその通りだと思います。

しかし、私が実際に購入した銘柄はVOOではありませんでした。
買付しようとした時点で、2020年3月の暴落から大きく反発しており、二番底の可能性が高いと考えたからです。
やはり少しでも安く買いたい。
もし来年の2021年3月までに大きく下落しなければ、その時は少しずつ買っていこうと思っています。
私が実際に購入した外国株式
3月のコロナショックの時に少しずつ買っていた日本株の利益確定とともに、外国株取引についての情報収集や勉強を行い、5月に初めて外国株式を購入しました。
その銘柄は、Royal Dutch Shell (ティッカーシンボル:RDS.B)です。
この銘柄は正確にはADR(米国預託証券)と言い、米国以外の外国株式を米国市場で売
買できる、株式と同じようなものになります。
配当金も受け取れます。
そしてRDS.Bはイギリス株で、英国現地での配当課税がないため、日本国内での課税のみで済みます。
ロイヤル・ダッチ・シェル【RDS.B】
【RDS.B】 基本情報
ロイヤル・ダッチ・シェルは、世界トップクラスの石油会社、オイルメジャーの1社です。原油の探査、採掘、生産、精製を手掛ける多国籍企業。オランダの「ロイヤル・ダッチ社」とイギリスの「シェル社」が合併してできました。
貝のロゴマークで有名です。

【RDS.B】 銘柄分析 プラス面
- 世界的大企業で倒産リスクは小さい。
- コロナショックや原油価格下落により、株価が割安な価格まで下がってきている。
- 減配されたが、将来的には高配当になる可能性がある。
- 株主還元姿勢が強い。
- ADRで現地の配当課税が0%である。
- 原油価格が上昇した時には、株価も上昇する可能性が高い。
- 石油代替エネルギーにも投資している。
【RDS.B】 銘柄分析 マイナス面
- 80年ぶりに減配となり、自社株買いも停止。
- 脱石油の世界的な流れが見られる。
- 石油産業の大きな成長性は見込めない。
- 直近、原油価格が下落し低迷している。
- いつ原油の需要が大きく回復するか不明。
【RDS.B】 まとめ
世界的な有名企業で高配当銘柄だったこともあり、日本の投資家も多いようです。
株価が大きく下落したことや減配したことにより、売却した人、保有したままの人、買い増しした人、人それぞれです。
私は、少額であれば問題ないと考え、5月に29ドルで数株購入しました。
再び29ドル以下になったら、買い増しを検討したいと思います。
ロイヤル・ダッチ・シェル ~補足事項~
各人の投資行動においては、ご自身の判断と責任において行うようにお願いいたします。